着物の相談|黒留袖のお手入れとクリーニング| 結婚式の後に気をつけたいこと|奈良 染と呉服はっとり

子供さんの結婚式を終えたあと、多くのお母様がほっとされることでしょう。
大切な一日を終えた黒留袖は、しばらく安心して箪笥にしまっておきたいと思われるかもしれません。
しかし実は、結婚式のあとに少しだけ気をつけていただきたいことがあります。
黒留袖は既婚女性の第一礼装。
特にお母様というお立場上、緊張での汗をかかれる方がとても多いです。
結婚式では長時間着ることが多く、汗以外にも知らないうちにさまざまな汚れが付いていることがあります。
たとえば
・衿元のファンデーション
・長襦袢への汗の付着
・お食事のしみ
・裾の汚れ
こうした汚れは、その場では目立たなくても時間が経つと変色することがあります。
特に衿元のファンデーションや汗は、
数ヶ月~数年たってから黄ばみや変色として出てくることも少なくありません。
そのため結婚式の後は、一度お着物の状態を確認することをおすすめしています。
呉服店では、黒留袖の状態を拝見しながら
・丸洗い
・部分的なしみ抜き
・プレス
など必要なお手入れを判断します。
実際には、着物の状態によってお手入れの内容は変わります。
すべてを大掛かりに行う必要があるとは限りません。
先日も、娘様の結婚式で黒留袖をお召しになったお母様がご来店されました。
「見たところ汚れはないと思うのですが…」
と少し心配そうでしたが、拝見すると衿元にわずかなファンデーション汚れがありました。
早い段階で処置を行ったため、きれいな状態に整えることができました。
黒留袖は、娘の結婚式だけではなく、これから親族の結婚式などで着る機会が続くこともあります。
大切な礼装だからこそ、次の機会にも安心してお召しいただけるよう整えておきたいものです。
奈良で黒留袖のお手入れやご相談がございましたら、お気軽にお持ちください。
着物の状態を拝見しながら、最適なお手入れをご案内しております。
少し面白い観察を一つ。
着物の汚れは「化学反応」です。
汗の塩分、皮脂、化粧品の油分。
これらが空気中の酸素と反応して黄ばみになる。
まるでゆっくり進む実験みたいなものです。
早めに処置すれば元に戻る。
放っておくと変化が固定される。
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