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奈良で着物を選ぶなら老舗が安心と言われる理由|五代続くお客様も

訪問着柄アップ 格の高い訪問着

老舗とは

一般的には100年以上が一つの目安とされ、単に年月が長いだけでなく、

代々家業を守り、高い信用と伝統、顧客からの支持を得ている店舗・企業が

「老舗」と称されます。 

  • 創業年数: 100年以上が主流。特に京都などでは100年単位で判断されることが多い。
  • 経営の継続性: 3代以上にわたり同一の業種で継続している。
  • 信用・格式: 先祖代々の商売を守り、地域や顧客から高い信頼を得ている。

お得意様の事

当店の五代続くお客様は

お祖母様は戦前の頃から当店をご利用くださっていたそうです。

その後、お母様の時代になり、

結婚やお子様の行事の度にに着物を誂えて下さったとのことでした。

そして今は、そのお嬢様が着物を選びに来て下さっています。

さらに最近では、お孫様のお宮参りのご相談もいただくようになりました。

気が付けば、五代に渡るご縁です

女将の私は、四代目ということは、そのお家の赤ちゃんの方が、古株となります。

本当にありがたく光栄な事だと感謝しています。

一つのご家族様にそれだけ長くお付き合いいただける事は、滅多にございません。

初代も私の祖父母もきっとあの世で喜んで見てくれていると思います。

お着物の仕事

着物は洋服と違い、買って終わりではありません。

仕立て、寸法直し、丸洗い、染め替えなど、

長い時間をかけて付き合っていく衣服です。

そのため、お客様は自然と「信頼できる店」を探されます。

そしてその目印として選ばれる言葉が「老舗」です。

老舗とは、ただ古い店という意味ではありません。

長い年月の中で、お客様との関係を積み重ねてきた店のことです。

奈良の呉服店でも、お客様とのお付き合いは世代を超えることが多々あります。

例えば、お母様が若い頃に誂えられた訪問着を、今度は娘様が着る。

寸法を直し、帯を合わせ直し、もう一度晴れの日の着物として蘇らせる。

そうしたご相談は、実はとても多いものです。

着継ぎとは

着物は不思議な衣服で、長い年月を経ても価値が残ります。

だからこそ呉服店の仕事は、単に着物を販売するだけではないのです。

・お母様の着物を娘様に合わせて仕立て直す
・古い帯を活かしたコーディネートを考える
・七五三や入学式にふさわしい着物の格を相談する

こうした一つ一つの相談に答えることが、呉服店の大切な役割です。

特に奈良では、七五三や入学式、卒業式などの節目に着物を着る文化が今も残っています。

そのため「母の着物を着たいのですが」

「祖母の着物があるのですが着られますか」

というご相談をいただくことも少なくありません。

実際に寸法を見てみると、そのまま着られることもあれば、

裄や身丈を直す必要があることもあります。

帯を変えるだけで印象が大きく変わることもあります。

こうした判断は、やはり経験が必要です。

長年着物を扱ってきた「人間の目」がある呉服店だからこそ、

お客様にとって一番良い方法を提案することができます。

似合わせとは

また、着物はコーディネートも大切です。

似合わせとは、経験から生み出される

その方に合う着物や帯を見つけ出す「色と技の妙技」です。

私たちは「友禅の法則」と呼んでいます。

これを数値化してコンピュターで処理出来れば簡単なのですが、

「受け継いだ勘」が物を申す不思議な世界です。

母方の祖母がその天才的な能力を持っておりました。

とてもお洒落で色には敏感で

刺し色を打たせたら右に出る人はいなかったくらいです。

祖父の友禅を陰で支えた立役者です。

祖父の創り出す友禅に入れたお色のほとんどが祖母の頭の中での

計算と勘で作り出されていたのです。

現代でも最先端として通用する素晴らしい配色で、

私も多いに勉強をさせてもらっています。

こんな色の生み出し方を知った人間が本当のに似合わせを行うことが出来るのです。

よく大女将が「その着物は○○さんにぴったり合う」「合わへん」とはっきり申します。

私もまた、「その着物はその帯にぴったり合う」「○○さんの為のお着物やね」と

バックヤードで申しております。

何となく「合った色や着物が解ってしまう」 

その場にその方が居なくても解ってしまうのが、

似合わせなのかもしれません。

TPOとその相談

訪問着や付下げに合わせる帯一つで、格や雰囲気は大きく変わります。

華やかな席なのか、控えめな席なのか。

お子様の行事なのか、ご友人の結婚式なのか。

その場にふさわしい装いを整えるのも、呉服店の仕事です。

奈良で着物を探しておられる方の中には、「呉服店は少し入りにくい」

と感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実際には、多くのお客様が「相談」から始まります。

・母の着物を着たい
・寸法が合うか知りたい
・どんな帯を合わせればよいかわからない

そうした疑問を一つ一つ解決していくことが、私たち呉服店の役目です。


このページをご覧になった方は、

きっと何かしら着物について気になることがあるのではないでしょうか。

着物のご相談やお探しの際は、染と呉服はっとりまでどうぞお気軽にご相談ください。

着物を長く楽しんでいただけるよう、丁寧にお手伝いさせていただきます。


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着物は素敵だけれど、どうしたらいいの?管理の仕方は?
何から始めればいいのか、さぁ困った。
皆さんお着物を日常にお召しになられないのでこんな疑問は当たり前のことです。
どうぞご相談下さいませ。一緒に考えさせていただきます。
呉服専門店は、そんな皆様の道先案内人となって差し上げます。

奈良県の北西部近鉄線学園前駅徒歩2分。
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